ご売約「応援企画」柿右衛門 羽子板文中皿
商品コード: 2211‐1903
コレクター様のコレクション整理のお手伝い
終活応援企画!委託品です
当店が最後までお手伝いします!!
17世紀後半、元禄前、元禄の柿右衛門色絵です
なんという大胆で洒落た意匠でしょう!
現代的で可愛らしいステキな文様、江戸時代の人は凄い。。。
図録掲載した著者の野村泰三氏はこの文様は輸出先の王侯貴族には理解できるはずもなく国内向けであろうとありますが、逆に欧州にこそ向けての作品であろうと思うのです。彼の地で見た貴人たちは日本の遊びの道具であることに驚き楽しみ異国趣味を味わったと想像します。何段かに折られた器の形、何も描かれない裏白のスタイル。海を渡った柿右衛門たちの特徴をよく表していますよ
柿右衛門 羽子板文中皿
江戸中期(延宝~元禄)1670~1690年代
口径22.2cm 高さ2.8cm 底径13.0cm
完品 492g
ご売約ありがとうございました!
焼き上がり、色絵の状態いいです、歪みなし、座りも良好
色絵の周りが艶消しのようになっています、柿右衛門様式ではこのような現象は好まず出来る限りない状態を目指しました。が、この方がむしろ後絵ではないことを物語っているように思っており私はこれを見つけると少し安堵します笑
白い磁肌は乳白色でいわゆる濁し手素地の優しい色合い
羽子板と羽根、折れ松葉、鷹の羽根?羊歯、
お正月の縁起の良い吉祥文様と思われる組み合わせです
羽根の黄と青はまさに柿右衛門の色でそこからも見て取る事ができます
M氏のコレクションではありません
こちらのコレクターさんも美しいものがお好きで素晴らしい蒐集をされています。次のお好きな方に、お繋ぎして欲しいとお預かりしました
カワイイ日本の文様、和の意匠
コレクションにおススメいたしますッ!
※ 図鑑伊万里のすべて(著者・野村泰三)79頁 参考 ※
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