ご売約 「応援企画」大聖寺伊万里 五艘船文鉢
商品コード: 2112-0201
コレクター様のコレクション整理のお手伝い
応援企画第90弾、コレクター様の委託品
当店が最後までお手伝いします!
明治時代に作られた古伊万里写しの大聖寺焼です。
金襴手と呼ばれる一群の中でも「型物」と呼ばれ特に声価の高い「五艘船」を細部まで丁寧に写した鉢です。こういったことを「本歌取り」と呼びます。
見込みに3艘、裏に2艘の阿蘭陀船を描き、楽しげに話す二人の阿蘭陀人、異国趣味、異国情緒あふれる文様です。高台内に寿の文字が描かれています。見るからに豪華絢爛、華やかでおめでたいオーラ全開!そのうえ裏には寿字まで描かれています。輝かしい新年の飾りに、おせち料理に、もうまさにピッタリではありませんか!!www
名称:大聖寺伊万里 五艘船文鉢
時代:明治時代 19世紀
口径:23.8 ㎝ 高さ:8.1 ㎝ 底径:12.8 cm
状態:完品 重さ:1069g
ご売約ありがとうございました!
焼き上がり良く、色絵の擦れ、色落ちありません。
気になる歪みなく、座りも良好です。
大聖寺伊万里の素晴らしさは本家に迫るほどの出来栄えの良さにあります。丁寧な作ぶり、手を抜くことなく細部まで表現された色絵付け、明治時代の数ある有田製(素晴らしい窯元も多数存在)と大聖寺製を見比べただけですぐに判ります。
江戸時代終わりごろ、大聖寺藩(現在の石川県加賀市)が京都の名工「永楽和全」を招き、藩の殖産事業として大聖寺焼は生まれました。明治4年の廃藩置県により藩の庇護がなくなり、衰えていく九谷焼の再生を目ざす方策として、九谷と伊万里陶土の研究、色絵の具の研究・再現、量産体制の確立など、様々なものが見なおされていきます。輸出品や日用品など量産しひとつの産業へと変貌していきます。その中で元禄時代を中心に作られた上手の古伊万里作品群を「本歌取り」したため大聖寺伊万里は良い作品が多いといわれる所以です。
飾って異国趣味を楽しんだり、ハレの舞台?にお料理で楽しんだり、楽しみ方はいろいろ。
コレクションにおススメいたしますッ!
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