－「東京YADOKARI」展 ＠ 風招 －　今年で5回目！

・・・そうでしたか、、、コロナもあったし、、、
少なくとも6年以上前からやってるという事か
去年から「風招」さんは京都の店で、「安原」は東京で。

11月8日（金）9日（土）10日（日）11：00～18：00

時間がある方もない方も、是非！ご来場くださいまし。。

さてどんな品物が持って行けるか、それも問題、冷汗。
少しづつですが、紹介させていただきますね。

初期伊万里　点描　半菊文皿
江戸初期（寛永）1630～1640年代
口径15.0x15.4cm　高さ3.5cm　底径6.3cm
完品　265g
値引きして180,000円（消費税・送料込）

焼き上がり、発色良いです、多少の歪みは気にしません。
座りガタつきます。

どこの窯かは特定していませんが、
菊花の周りの文様、見込みの白抜いた葉文様、釉調、高台の削り、器形、見ているとなんか古いんですよね。漠然と過ぎで笑われそうだけど、大汗。天神森とか小溝とか、窯場の整理統合前の品物ではないかと思っています。

点描という技法はどちらかというと地味、笑。吹墨ほど有名でも人気でも高くないのですが、数自体多くなく、紹介されている資料も少ない。なかなかレアでコアな品物です。初期伊万里の中でもマニアックなジャンルのもの。

点々の描き方、半菊の描き方、白抜いた葉っぱもカッコよくて、単純に分厚い肉厚ではなくて、器の肉厚も薄いんですよね。上等な注文品を作った良い窯の証しです。このあたりも自分的には勝手にツボるポイント。病気やな、汗。

イイなぁ～と思う気持ちを共有し、
次のお好きな方へ、次の蒐集家さまへ、
時を超えて次の世代におつなぎお渡しするのも当店の仕事です。
愛玩蒐集のお手伝い致します。

コレクションにおススメいたします！

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