ご売約 藍柿右衛門 孔雀文鳥形小皿
商品コード: 2112-1103
糸切成形、あと付け高台、孔雀の鳥形にした小皿
藍柿変形小皿の最上手といってよいもの
細部まで手を抜くことなく丁寧に作っています
焼き上がり、発色好いです
気になるような歪みなく座りも安定しています
孔雀の表情もクッキリ、くるっとした目が生きています。
誇らしげに拡げた羽根の一つ一つ、ダミのぼかし、濃淡が非常に美しく、最盛期に突入する頃の早い段階のもの。裏の高台や周りに描かれた葦文様の描写を見て推測できますね。。
藍柿右衛門 孔雀文鳥形小皿
江戸中期(延宝~元禄)1670~1690年代
口径8.1x13.1㎝ 高さ2.3㎝ 底径3.7x7.7㎝
高台外側ホツ1(約1X1ミリ)あり
ご売約ありがとうございました!
陶工、職人からも古くから評価されてきたのでしょう、後年の明治期にも孔雀形小皿が作られています。違いは本品よりもひと回り大きく、高台は櫛高台、裏の葦文様が違います。非常によく倣ったものですが、陽刻はあるものの凸凹が少なく器は少し平面的、高台の形は楕円でやや肉厚、よく描けていますが染付線の繊細さに乏しく、全体的の印象は伊万里風な仕上がりといったところでしょうか。。。
明治期で売られる場合、少しお安い価格設定となるはずですから食器として割り切れる方には狙い目かもしれませんね。
変形小皿、盛期の伊万里小皿を蒐集されている方、柿右衛門コレクターさん、コレクションにおススメいたしますッ!
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