ご売約 初期伊万里 唐花葡萄文中皿
商品コード: 2112-2003
丁寧でしっかりした上手の作ぶり
縁を折り鍔状にして四方襷文でつなぐ
見込みに半菊と唐花、周りに葡萄文でを描き埋めている
手取りはズシリと重い580g。裏は無文
丁寧に削り出された高台は分厚く堂々としたもの
非常に興味深いのは口縁の青濃いところ。焼く前に何らかの理由で縁を欠いてしまい、このまま廃棄できないため欠けを修復し施釉して焼成しています。青濃いところは四方襷文が描かれており苦心の跡が窺えます、このお皿がそれだけ貴重であったと想像できるのです、、、
初期伊万里 唐花葡萄文中皿
江戸初期(元和~寛文)1610~1630年代
口径21.2㎝ 高さ3.3㎝ 底径8.8㎝
縁の青濃い箇所は窯傷、欠け直し1(8X25ミリ)
ご売約ありがとうございました!
焼き上がり、発色好いです、気になる歪みなし、座りも良好
有田草創期(1616年)から窯場の整理統合(1638年)前の作品
全体から古格というかそういったオーラ(笑)、
匂い(匂わんけど汗)を感じさせる貴重なお皿です
鑑賞にも使用にも十分に耐えます、、、
私個人の思いとしては資料的価値も高いと思います
「初期伊万里 染付と色絵の誕生」展 図録№10 -参考-
コレクションにおススメいたしますッ!
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