ご売約 型紙摺白土印判 紅葉文蕎麦猪口
商品コード: 2206-2403
白土(白泥)を用いて印判した蕎麦猪口
久しぶりに入荷しました!
この手はやはりどの文様を見ても作ぶりが抜群!
お決まりのように
7cm弱、7cmちょっとの薄作りでピッとした上作ばかり
口銹がきゅっと引き締めた逆台形の形が好い
表と裏に紅葉を型紙摺印判しています。
通常なら呉須を用いますが、初期伊万里の時代から使われた白泥(白土)を塗っています。白磁の器体に白の印判ですから、パッと見は判り難いですが、そこがまた上品でもあり、持って漂わす格調もちょっと別物、そこがまた魅力と云えます
型紙摺白土印判 紅葉文蕎麦猪口
江戸中期(延宝~元禄)1670~1690年代
口径7.3cm 高さ4.9cm 底径3.8cm
完品 重さ68g
ご売約ありがとうございました!
焼き上がり、釉薬の状態好いです
歪みなし、座り良好
見込みに石のクッツキ1粒
側面内外に呉須点、微細なゴマ降りあり
小さく目立ちませんし気になりません
東京都文京区本郷にある東京大学遺跡は加賀前田藩の江戸屋敷跡です。天和二年(1682年)の江戸大火で被災した器物の廃棄層が調査されました。その被災廃棄物から同一文様ではありませんが同様作品が出土しています。このことは製作年が天和2年と同年もしくはそれ以前に作られたことを物語っており、この逆台形の同様印判猪口の製作年代を考える上でそれを裏付ける資料ともなります
希少な資料として!だけでなく、
冷たい緑茶を楽しんだり、オクラを盛り付けたり料理にも!
コレクションにおススメいたしますッ!
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